SGL鋼板ってなんだろう?

D-BASEが取り扱っているカクイチ製のガレージや倉庫にはSGL鋼板という素材の屋根材や外壁材が使用されています。

このSGL鋼板という素材はとっても強いんですが、何が強いのよ?そもそもSGL鋼板ってなんなのよ?と気になっている皆さんにその良さを知っていただくためにご紹介していきたいと思います。

何が強いのよ?

倉庫やガレージの屋根材や外壁材にはこれまでガルバリウム鋼板という素材が一般的に使われていて、今も多くの倉庫やガレージ、住宅なんかにも広く使われています。

SGL鋼板はこのガルバリウム鋼板をさらに進化させた、次世代のガルバリウム鋼板といわれています。

それでは何がどう進化したのか?

答えから先にお伝えすると「錆にめちゃくちゃ強くなった!」ということです。

具体的には従来のガルバリウム鋼板の約3倍の耐食性が実験データから実証されています。

従来のガルバリウム鋼板は鉄を亜鉛とアルミニウムでコーティングしていましたが、SGL鋼板はこれまでの亜鉛とアルミニウムに2%のマグネシウムを含めることで高い耐食性を実現することができました。

たった2%のマグネシウムで3倍の耐食性ってすごくないですか!?

このマグネシウム2%を導き出すために血の滲むような研究が重ねられてきたことは想像に固くありません。

なぜなら、次世代ガルバリウム鋼板の研究に着手したのが1996年で商用化されたのが2013年で実に17年もの歳月をかけて研究が重ねられてきたからです。

これは私たち消費者にとってもすごく有難いことで、従来の3倍の耐食性があるということは単純に3倍長持ちすると考えても差支えないでしょう。

もう「あざッス!!」と頭を下げる勢いです!

※もっと詳しく知りたい方は日鉄鋼板株式会社のホームページをご覧ください。

名前もすごい!

素材のすごさはわかったけど、SGLってどういう意味なの?

と疑問に思われてる方もいらっしゃるでしょう。

SGL鋼板は素材そのものもすごいけど、名前もすごいんです!

従来のガルバリウム鋼板は略称で「GL」と業界内では呼ばれています。

この「GL」の頭に「S」を付けたのが「SGL」で、Sは「Superior(上質な)」「Special(特別な)」「Super(超越した)」を表します。

つまり、スペシャルスーパーなガルバリウムということです!!

名前だけでもうめちゃくちゃ強そうですよね!

スーパーフルアーマーガン〇ムみたいなイメージですかね?(笑)

名前負けすることなく、いやそれ以上の実力を兼ね備えたSGL鋼板が使用されたカクイチ製のガレージや倉庫は、3世代に渡って使っていただけるように、プライドを持ってモノづくりに取り組まれています。

これからガレージや倉庫をお考えのお客様はぜひ一度お問合せ下さい。

実際の商品もショールームで見ることができるので、こだわりぬかれた商品の良さを実感してみてはいかがでしょうか。

おまけ

もしかしたら、関西圏の方でSGLと聞いて何か聞いたことあるなと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
特に阪神タイガースファンの方なら一度や二度見聞きしたことがあるはずです!

というのも、阪神タイガースのファーム本拠地が「日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎」として2025年3月にデビューすることが決定しており、阪神タイガース戦のテレビ中継等で時折、新スタジアム名が流れているからです。

今後SGLスタジアムを通して、SGL鋼板の名称も広く一般化することになるんだろうなと、とっても楽しみになります。

※SGL鋼板、エスジーエル鋼板は株式会社日鉄鋼板株式会社の登録商標です。